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「それを『希望』と名づけよう」(佐野元春さんの詩)

地震から1週間。
日ごと増える死傷者の数。
それでも,ここ東京湾岸では,日々の生活を営もうと,理性は働いている。
(会社近辺に液状化後の埃にも少し慣れた。これくらいは我慢だ)。

* * *

木曜日。
今晩は首都圏も寒く,大幅な電気需要の予想。そのため大規模停電が起こる可能性があり,政府から鉄道機関に間引き運転の指示。それに伴い早々に帰宅。

* * *

ムスコは元気をとりもどしている。
ワガヤみんなで,一緒にウドンを食べる。
ツマの料理だ。

* * *

早めに寝る。
でも,25時くらいで起きてしまう。

いろいろとインターネットで情報収集。
情報収集しながら,わが日本を代表するアーティスト「佐野元春」さんのホームページを見る。
こちら。
http://www.moto.co.jp/

* * *

「つまらない大人にはなりたくない」

「ガラスのジェネレイション」の一節。
確か佐野元春さんがデビューして,30年は過ぎていますね。
でも,この曲はいま聴いても,アリアリと高揚感を発し,「Young bloods」は,故郷から離れる前の,最後の1曲でした。

「Young bloods」 の一節。
「鋼のようなウィズダム」。

* * *


「それを『希望』と名付けよう」。
佐野元春さんの,新しい詩です。
どうか,皆さん。
この佐野元春さんが書いた「それを『希望』と名づけよう」の詩を読んでください。



地震の翌日とベートーヴェン

5時30分ころ「新潟のほうで地震」とツマに起こされ,呆然とする。
新潟中越を震源地とする新たな地震。
いったいどうなってしまったんだ・・・。

* * *

その後,知り合いの方々の安否確認。
幸いなことにみなさんご無事だった。
自宅に帰れなかった社員もたくましく,なんとか生きていた。
それが終わってから脱力。
ツマも大変だったろうが,横にならせてもらう。

* * *

義理の妹がワガヤを気づかって来訪。
ムスコの相手をしてもらう。キャッキャと嬉しそうだ。
ツマの実家の多摩地域は地盤が固く,さほどの被害もなかったとのこと。
ひるがえってワガヤは明治期に造成された埋め立て地。海も近い。そして建物も築40年。
一日報道されていた東北地方のすざまじい光景を見るたび,ワガヤも何があっても不思議ではないことに,一気に「恐れ」が全身を襲った。
ささやかな日常が営めることへの感謝と,それが一瞬にして失われたかも知れない「恐怖」。
今日のワタシはとてもヘンだ。

* * *

余震は続き,テレビは終日地震報道。
そしてツマからの提案。音楽を聴いてココロを落ち着けよう,と。
先日亡くなった長岡純子さん弾くベートーヴェンのピアノを聴く。
ココロに染み入る。サウンドが澄んで,ジンワリと体全体を巻き込んでくれる。

ベートーヴェンが,恐怖心を遠くへ運んでくれた。

地震による液状化

ちょうど仕事先にメールを打っているところだった。
添付ファイルつけて送信ボタンを押そうというそのとき,地震に襲われた。

* * *

様々な安否確認が済み,ワガヤの無事も確認でき,ようやく帰宅できることに。
埋め立て地に立つ社屋を出たところ,奇麗に整備されていた舗道はグチャグチャ。
「これが液状化か・・・」
blog04.jpg

ワガヤまで徒歩で一時間。
大きな幹線道路を選んで歩くが,ところどころ泥濘んでいる。
ようやく豊洲の町の明かりが見えた。ホッとする。
ワガヤまで,もう少しだ。

* * *

今回助かったのは,インターネットのメールが生きていたことだ。
携帯,固定電話ともにまったく機能せず。メールでなんとかツマと連絡ができた。
とてもありがたいライフラインだった。

ワガヤにつく。家の中はほうり出された本であふれかえり,棚も1つ倒れている。
その他は幸いなことに無事。電気,ガス,水道も生きていた。
なにより,ツマとムスコが無事なことに,感謝した。

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